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障害となった時
働いている人が病気や怪我で障害の状態なったとき、勤務先や同僚にどう伝えるかは迷うところです。見た目で分かる外部疾患の障害の場合は、比較的ありのままを伝えやすく、周囲の人も配慮しやすいと思います。しかし、内部疾患や精神疾患など一見しただけでは障害の状態にあると分らない場合、「これまでの人間関係や雇用関係が変わってしまうのではないか」という心配もあり、事実を伝えるのを躊躇することもあるかもしれません。
障害は就労上の負担に
不調を抱えながら、これまでどおりの仕事を行うのはとても大変です。就労上の負担から、上司や会社への相談が必要になるでしょうし、場合によっては障害のことを伝えないまま退職してしまう人もいるかもしれません。
障害をオープンに
することも大切
障害について周囲にオープンにする(知らせる)か、クローズにする(知らせない)かの判断は人それぞれですが、当事務所が相談を受けた場合はオープンにするメリットなどを伝えています。また、会社に就労上の配慮について相談する時も、障害のことを隠したり、業務上の支障を実際よりも軽く話したりせずに、必要な事実をなるべく客観的に伝えたほうがよいと考えます。長く働き続けることを考えると、周囲の理解や配慮は欠かせません。
オープン範囲は検討
社内のどのレベルまでオープンにするかは上司や人事担当者などと相談しましょう。業務上の支障がなければ伝える必要がないこともありますし、サポートしてもらう機会が多い同僚には他の人よりも詳しく伝えておいたほうがよい場合もあります。
社外の相談窓口も利用しよう
もし、周囲の理解が乏しく就労しづらいときは、相談窓口に相談してみてください。
■障害者就業・生活支援センター
■地域障害者職業センター
■職場適応援助者(ジョブコーチ)
現在の会社で働き続ける | 別の会社で再就職 | ||
オープン | メリット | ・人間関係などが慣れた環境で働ける ・業務内容や勤務形態、設備面での配慮などについて会社側に相談しやすい ・治療と仕事を両立しやすい ・同僚等へちょっとしたサポートを頼みやすい | ・障碍者雇用に理解がある会社で働ける ・業務内容や通勤手段、勤務時間など配慮してもらいやすい |
デメリット | ・業務内容や勤務形態にともなって給与が下がる可能性 ・本人の要望に会社側が応えられない場合に、業務で成果をあげられない可能性 ・同僚や上司との関係が変わり、居心地が悪くなる可能性 | ・応募先、就職先が障害者雇用をしている会社に限られる可能性 ・希望する職種や業務内容の仕事が見つかりにくい可能性 ・障害を理由に不採用となる可能性 | |
クローズ | メリット | ・仕事内容や給与が変わらない ・これまでどおりの人間関係 | ・応募先の選択肢が増える ・障害を理由に不採用とならない |
デメリット | ・体調が悪くても通常業務をこなさなくてはならない ・十分な治療ができず、症状が悪化する可能性 ・通院や体調不良で欠勤や早退が増える可能性 ・生産性が落ち、会社からの評価が下がっても傷病を理由に弁明できない ・現在の自分には難しいものでも、これまでできていた仕事は、引き受けなければならない |
代表の徳永です。
あなたのお悩みを解決します!
上記のお悩みについて、請求者の方で解決が難しいということでしたら、当事務所にご相談ください。
当事務所では、一筋縄でいかない難しい事案についても、社会保険労務士の資格をもった代表の徳永が対応します。そして、より効果的に障害年金の受給に結び付けるために、障害年金の請求実績が豊富な社労士事務所とのネットワーク(連携)を活かして、そのノウハウを共有して対応して参ります。