社会復帰するための障害年金の使い方

障害年金は安定した収入

障害年金は「年単位」の社会保障です。一度受給が決定されると次回の更新までは確定した収入となります。一度きりではなく、継続して入金されることが精神的な安心材料となります。初回の更新は最低1年以上(有期認定の場合:1年から5年)あるので、この間冷静に再就職を目指すのか、しばらく療養に専念するのかということを考えることができるでしょう。

生活の安定を図る

まずは障害年金受給で
安定した生活を

障害年金の申請を決断するきっかけの多くは、病気で働けなくなったことや、就業日数が減って収入が減少してしまう不安が理由かと思います。

だからこそ、障害年金の受給により最低限の生活を確保したいと考えていると思います。経済的な不安は想像を絶する不安です。まずは目の前の安定した生活の確保に寄与することが障害年金の大きな目的です。

家事代行などの費用に充てる

障害年金の受給で、
負担軽減、収入増、心身安定につながる

障害厚生年金の相談をされる方の中には、ご主人が奥様のご相談をされる方が一定数いらっしゃいます。ご主人が自分の仕事をしつつ、帰宅後に家事や育児なども行うという、いわゆる「ワンオペ」のケースです。このケースでご主人も倒れてしまったケースが多く、そうなる前に障害年金の活用が望まれます。このケースでは、会社の配慮などで、働くご主人が残業を減らして、その時間を家事や育児にわりあてることとなります。本来働けていれば得られてであろう給料が減ってしまうことも損失と言えます。

このような場合、病気の奥様が障害年金を受給して、得られた年金で家事代行などを利用することによって、ご主人の精神的・肉体的負担を軽減し、仕事への時間も増やすことができ、収入を増やすという効果も期待できます。

また、病気を患っている奥様自身も家事などができないことに負い目を感じてしまっており、自責の念に駆られることが多く、そうなると病状が悪化する可能性が高いです。こちらも、障害年金という奥様自身の収入で問題解決ができることによって心身の安定につながります。

自分の健康への投資

社会復帰の準備に
障害年金を利用

ある程度生活が回る方、または回るようになってきた方はぜひ自分の健康にある程度お金をかけてみるといいでしょう。経済的に苦しい時期は、食べるものや日用品の質を落として生活されていることと思います。ただ、「社会復帰」を考えていくと「動ける身体」を手に入れることが大事になってきます。

例えば、うつ病の方の多くは腰痛や肩こりなどの身体症状も抱えています。接骨院やカイロプラクティックなどの治療を定期的に受けて体調の回復を図ります。また歯科治療を受けるなど健康回復に充てることも有用です。食べ物を添加物の多い食品やレトルト食品から自然食品に切り替えるのもいいでしょう。

今まで我慢してきたスキルアップやキャリアアップに投資して、充実した時期を過ごすこともできるので、社会復帰の段階に入った方は実践してほしいと思います。生きがいを持つことの意義は大きいものです。行政書士や簿記検定などの資格取得、趣味などにお金を使うこともいいでしょう。

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上記のお悩みについて、請求者の方で解決が難しいということでしたら、当事務所にご相談ください。

当事務所では、一筋縄でいかない難しい事案についても、社会保険労務士の資格をもった代表の徳永が対応します。そして、より効果的に障害年金の受給に結び付けるために、障害年金の請求実績が豊富な社労士事務所とのネットワーク(連携)を活かして、そのノウハウを共有して対応して参ります。

 

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